MR(麻疹風疹混合ワクチン)
麻疹(はしか)、風疹の感染を予防するワクチンです。
麻疹は感染力が非常に強く、高熱が続くつらい感染症というだけではなく、肺炎や脳炎など重い合併症を起こしやすく命を落とすこともあります。
風疹は発熱と同時に発疹もみられます。麻疹ほど重症化することはありませんが、妊娠初期の女性がかかると先天性風疹症候群の子どもが生まれることがあります。
1歳になったらすぐに接種しましょう。
2回目は年長さんの学年(5歳以上7歳未満)で接種します。
水ぼうそう(水痘)ワクチン
水ぼうそうは体全体に水疱を伴う発疹ができます。かゆみを伴い発熱することもあります。
すべてがかさぶたになるまでが感染期間になり、約1週間かかります。
発疹がひどくなると痕を残すこともあります。
1歳過ぎたら接種しましょう。
予防接種をしてもかかることはありますが、軽くすむことが多いです。
対象年齢は1歳以上3歳未満です。
1歳になったら接種しましょう。2回目は半年後に接種してください。
任意接種(自費)で接種する場合は、1回8,000円(税込み)かかります。
副反応
副反応はほとんどありません。接種部位が腫れたり熱が出たりすることがありますがごくまれです。
水痘(自費)ワクチン
予防接種 予診票
(クリックするとPDFが開きます)
おたふくかぜ(ムンプス)ワクチン
おたふくかぜは両側または片側の耳下腺の痛みを伴う腫れと発熱を生じます。約1週間で良くなることが期待できますが、まれに難聴になることがあります。
おたふくかぜの難聴は改善がむずかしい難聴ですので予防接種をお勧めします。
さらなる予防のため1回目の接種から4年ほどあけて(年長さんの頃に)2回目の接種をお勧めします。
任意接種(自費)の予防接種のため、1回6,000円(税込み)かかります。
副反応
接種して2~3週間後に耳下腺が腫れたりと軽いおたふく同様の症状が出ることがありますがごくまれです。
また1,600人に1人程度の割合で、無菌性髄膜炎(むきんせいずいまくえん)になるとの報告があります。
おたふくかぜワクチン
予防接種 予診票
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