ヒブワクチン
乳幼児の細菌性髄膜炎を起こす細菌は幾つかありますが、原因の半分以上を占めているのが「インフルエンザ菌b型」という細菌で、略して「Hib(ヒブ)」と呼ばれています。5歳未満の乳幼児がかかりやすく、特に生後3カ月から2歳になるまではかかりやすいので注意が必要です。それまでに必要な免疫をつけておくために、生後2カ月から4週間あけて3回接します。さらに1歳過ぎで追加接種をします。肺炎球菌ワクチンとの同時接種をお勧めします。
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臨時休診
終日休診
午後休診
乳幼児の細菌性髄膜炎を起こす細菌は幾つかありますが、原因の半分以上を占めているのが「インフルエンザ菌b型」という細菌で、略して「Hib(ヒブ)」と呼ばれています。5歳未満の乳幼児がかかりやすく、特に生後3カ月から2歳になるまではかかりやすいので注意が必要です。それまでに必要な免疫をつけておくために、生後2カ月から4週間あけて3回接します。さらに1歳過ぎで追加接種をします。肺炎球菌ワクチンとの同時接種をお勧めします。
肺炎球菌による感染症を防ぐワクチンです。
子ども、とりわけ2歳以下の子どもは肺炎球菌に対する免疫がほとんどなく、小児の肺炎球菌感染症は重症化することが多くなります。細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)や菌血症(きんけつしょう)、敗血症(はいけつしょう)、重い肺炎や細菌性中耳炎などの病気を起こします。
生後2カ月から4週間あけて3回接種します。
さらに1歳過ぎに追加接種をします。
ヒブワクチンとの同時接種をお勧めします。
今までの三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風)に不活化ポリオワクチンが加わりました。
百日咳は子どもがかかりやすく、かかると症状が重くなりやすい疾患です。特に小さな赤ちゃんがかかると重症化してしまいます。また、大人にも流行していてどこでうつるかわからないため、生後2カ月になったらできるだけ早く受けましょう。
3~8週間あけて3回接種します。その後3回目の接種から1年あけて追加接種をします。
結核感染を予防するためのワクチンです。
3~4歳以下の場合は粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)という重い肺結核になったり、脳を包む髄膜につく結核性髄膜炎で死亡したり、重い脳障害が起こりやすいものです。
ただし、現在赤ちゃんの結核は大変少ないので、ヒブ・肺炎球菌・四種混合の接種を終えた5カ月以後の接種で十分です。
接種してから3週間後くらいに接種部位が膿んだようになることがありますが心配ありません。
「コッホ現象」といって接種後1週間以内に赤くうんできたら接種前に結核に感染していた可能性がありますので、早めに受診してください。
ロタウイルスによる胃腸炎を予防するワクチンです。胃腸炎の原因となるウイルスはたくさんありますが、ロタウイルス胃腸炎は下痢がひどくなり脱水を起こしやすくなります。時には脳炎などの重い合併症を起こすこともあります。
生後6週から接種できますが、他のワクチンとの関係から2カ月から接種します。 遅くても生後14週までに1回目を接種してください。 ヒブ・肺炎球菌等の同時接種をお勧めします。
ロタワクチンにはロタリックス(2回接種)とロタテック(3回接種)の2種類があります。 どちらも効果に変わりはないので当院ではロタリックスを使用しておりますが、ロタテックをご希望の場合はご用意できますので予約時にお知らせください。
B型肝炎ウイルスに感染すると急性肝炎を起こすほか、長く住み着いて(キャリア化)肝硬変、肝臓がんを起こすことがあります。
母親からの母子感染のほか輸血等で感染することが知られていますが、知らない間に感染することもあるため、ワクチンでの予防が必要です。
生後2カ月から4週間あけて2回接種、その後20から24週あけて3回目の接種が必要です。
ヒブ・肺炎球菌・四種混合等の同時接種が可能ですが、多数の同時接種に抵抗があるようでしたら、スケジュールのご相談に応じます。
2016年4月以後に生まれた方は公費での接種が可能です。それ以前に生まれた方は任意接種(自費)の予防接種なので1回5,000円(税込み)の費用がかかります。
乳幼児の細菌性髄膜炎を起こす細菌は幾つかありますが、原因の半分以上を占めているのが「インフルエンザ菌b型」という細菌で、略して「Hib(ヒブ)」と呼ばれています。5歳未満の乳幼児がかかりやすく、特に生後3カ月から2歳になるまではかかりやすいので注意が必要です。それまでに必要な免疫をつけておくために、生後2カ月から4週間あけて3回接します。さらに1歳過ぎで追加接種をします。肺炎球菌ワクチンとの同時接種をお勧めします。
肺炎球菌による感染症を防ぐワクチンです。
子ども、とりわけ2歳以下の子どもは肺炎球菌に対する免疫がほとんどなく、小児の肺炎球菌感染症は重症化することが多くなります。細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)や菌血症(きんけつしょう)、敗血症(はいけつしょう)、重い肺炎や細菌性中耳炎などの病気を起こします。
生後2カ月から4週間あけて3回接種します。
さらに1歳過ぎに追加接種をします。
ヒブワクチンとの同時接種をお勧めします。
今までの三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風)に不活化ポリオワクチンが加わりました。
百日咳は子どもがかかりやすく、かかると症状が重くなりやすい疾患です。特に小さな赤ちゃんがかかると重症化してしまいます。また、大人にも流行していてどこでうつるかわからないため、生後3カ月になったらできるだけ早く受けましょう。
3~8週間あけて3回接種します。その後3回目の接種から1年あけて追加接種をします。
結核感染を予防するためのワクチンです。
3~4歳以下の場合は粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)という重い肺結核になったり、脳を包む髄膜につく結核性髄膜炎で死亡したり、重い脳障害が起こりやすいものです。
ただし、現在赤ちゃんの結核は大変少ないので、ヒブ・肺炎球菌・四種混合の接種を終えた5カ月以後の接種で十分です。
接種してから3週間後くらいに接種部位が膿んだようになることがありますが心配ありません。「コッホ現象」といって接種後1週間以内に赤くうんできたら接種前に結核に感染していた可能性がありますので、早めに受診してください。
ロタウイルスによる胃腸炎を予防するワクチンです。胃腸炎の原因となるウイルスはたくさんありますが、ロタウイルス胃腸炎は下痢がひどくなり脱水を起こしやすくなります。時には脳炎などの重い合併症を起こすこともあります。
生後6週から接種できますが、他のワクチンとの関係から2カ月から接種します。 遅くても生後14週までに1回目を接種してください。 ヒブ・肺炎球菌等の同時接種をお勧めします。
ロタワクチンにはロタリックス(2回接種)とロタテック(3回接種)の2種類があります。 どちらも効果に変わりはないので当院ではロタリックスを使用しておりますが、ロタテックをご希望の場合はご用意できますので予約時にお知らせください。
B型肝炎ウイルスに感染すると急性肝炎を起こすほか、長く住み着いて(キャリア化)肝硬変、肝臓がんを起こすことがあります。
母親からの母子感染のほか輸血等で感染することが知られていますが、知らない間に感染することもあるため、ワクチンでの予防が必要です。
生後2カ月から4週間あけて2回接種、その後20から24週あけて3回目の接種が必要です。
ヒブ・肺炎球菌・四種混合等の同時接種が可能ですが、多数の同時接種に抵抗があるようでしたら、スケジュールのご相談に応じます。
2016年4月以後に生まれた方は公費での接種が可能です。それ以前に生まれた方は任意接種(自費)の予防接種なので1回5,000円(税込み)の費用がかかります。
麻疹(はしか)、風疹の感染を予防するワクチンです。
麻疹は感染力が非常に強く、高熱が続くつらい感染症というだけではなく、肺炎や脳炎など重い合併症を起こしやすく命を落とすこともあります。
風疹は発熱と同時に発疹もみられます。麻疹ほど重症化することはありませんが、妊娠初期の女性がかかると先天性風疹症候群の子どもが生まれることがあります。
1歳になったらすぐに接種しましょう。
2回目は年長さんの学年(5歳以上7歳未満)で接種します。
水ぼうそうは体全体に水疱を伴う発疹ができます。かゆみを伴い発熱することもあります。
すべてがかさぶたになるまでが感染期間になり、約1週間かかります。
発疹がひどくなると痕を残すこともあります。
1歳過ぎたら接種しましょう。
予防接種をしてもかかることはありますが、軽くすむことが多いです。
対象年齢は1歳以上3歳未満です。
1歳になったら接種しましょう。2回目は半年後に接種してください。
任意接種(自費)で接種する場合は、1回8,000円(税込み)かかります。
副反応はほとんどありません。接種部位が腫れたり熱が出たりすることがありますがごくまれです。
おたふくかぜは両側または片側の耳下腺の痛みを伴う腫れと発熱を生じます。約1週間で良くなることが期待できますが、まれに難聴になることがあります。
おたふくかぜの難聴は改善がむずかしい難聴ですので予防接種をお勧めします。
さらなる予防のため1回目の接種から4年ほどあけて(年長さんの頃に)2回目の接種をお勧めします。
任意接種(自費)の予防接種のため、1回6,000円(税込み)かかります。
接種して2~3週間後に耳下腺が腫れたりと軽いおたふく同様の症状が出ることがありますがごくまれです。
また1,600人に1人程度の割合で、無菌性髄膜炎(むきんせいずいまくえん)になるとの報告があります。
麻疹(はしか)、風疹の感染を予防するワクチンです。
麻疹は感染力が非常に強く、高熱が続くつらい感染症というだけではなく、肺炎や脳炎など重い合併症を起こしやすく命を落とすこともあります。
風疹は発熱と同時に発疹もみられます。麻疹ほど重症化することはありませんが、妊娠初期の女性がかかると先天性風疹症候群の子どもが生まれることがあります。
1歳になったらすぐに接種しましょう。
2回目は年長さんの学年(5歳以上7歳未満)で接種します。
水ぼうそうは体全体に水疱を伴う発疹ができます。かゆみを伴い発熱することもあります。
すべてがかさぶたになるまでが感染期間になり、約1週間かかります。
発疹がひどくなると痕を残すこともあります。
1歳過ぎたら接種しましょう。
予防接種をしてもかかることはありますが、軽くすむことが多いです。
対象年齢は1歳以上3歳未満です。
1歳になったら接種しましょう。2回目は半年後に接種してください。
任意接種(自費)で接種する場合は、1回8,000円(税込み)かかります。
副反応はほとんどありません。接種部位が腫れたり熱が出たりすることがありますがごくまれです。
おたふくかぜは両側または片側の耳下腺の痛みを伴う腫れと発熱を生じます。約1週間で良くなることが期待できますが、まれに難聴になることがあります。
おたふくかぜの難聴は改善がむずかしい難聴ですので予防接種をお勧めします。
さらなる予防のため1回目の接種から4年ほどあけて(年長さんの頃に)2回目の接種をお勧めします。
任意接種(自費)の予防接種のため、1回6,000円(税込み)かかります。
接種して2~3週間後に耳下腺が腫れたりと軽いおたふく同様の症状が出ることがありますがごくまれです。
また1,600人に1人程度の割合で、無菌性髄膜炎(むきんせいずいまくえん)になるとの報告があります。
日本脳炎ウイルスに感染した豚の血液を吸った蚊を介して感染します。
感染しても症状が出ることはまれですが、発症すると脳炎を起こすことがあります。
現在も豚を調べると日本脳炎ウイルスが検出されます。
多くの人がしっかり抗体を持つことで流行を防ぐことができます。
3歳を過ぎたら1週間から4週間あけて2回接種し、その後約1年後に追加の接種をします。さらに9歳から12歳で1回接種します。
平成17年から一時期中止になっていたため、接種できなかった人のための特例措置が執られています。詳しくは直接ご相談ください。
日本脳炎ウイルスに感染した豚の血液を吸った蚊を介して感染します。
感染しても症状が出ることはまれですが、発症すると脳炎を起こすことがあります。
現在も豚を調べると日本脳炎ウイルスが検出されます。
多くの人がしっかり抗体を持つことで流行を防ぐことができます。
3歳を過ぎたら1週間から4週間あけて2回接種し、その後約1年後に追加の接種をします。さらに9歳から12歳で1回接種します。
平成17年から一時期中止になっていたため、接種できなかった人のための特例措置が執られています。詳しくは直接ご相談ください。
定期接種となります。自治体から送られてくる問診票を使って接種してください。
麻疹は罹患すると重症化しやすい感染症です。また風疹は妊娠中に感染することで胎児に重症な障害をもたらす危険があります。しっかり接種して元気な小学生になりましょう。
任意接種(自費)(当院では6,000円)
おたふくかぜは両側または片側の耳下腺の痛みを伴う腫れと発熱を生じます。約1週間で良くなることが期待できますが、まれに難聴になることがあります。1歳過ぎに既に予防接種をしている方も多いと思いますが、抗体をしっかりつけるために2回目の接種をお勧めいたします。
任意接種(自費)(当院では4,500円)
乳児期に百日咳の予防接種を三種混合、または四種混合として接種していますが、就学前頃に百日咳の抗体は低下してしまいます。自身の予防、また重症化しやすい赤ちゃんを守るためにぜひ接種することをお勧めします。
残念ながら抗体は5年程度で低下してしまうため、11歳から13歳未満で行う二種混合の定期接種を三種混合に代えて接種することもお勧めしております。
接種部位が腫れたり赤くなったりしこりが残ることがあります。発熱することもありますが、全身状態が良好ですぐ解熱すれば心配ありません。
任意接種(自費)(当院では8,500円)
四種混合または不活化ポリオワクチンとして乳児期に接種していますが、就学前頃には抗体が低下してしまいます。現在の日本にはポリオの発症の報告はありませんが、今後海外から持ち込まれてしまう可能性がありますのでぜひ接種しておきましょう。
なお、三種混合とポリオを四種混合として接種することは現在認められておりません。三種混合、ポリオ、それぞれ単独で接種してください。
副反応はあまりありませんが、接種部位が腫れたり赤くなったりすることがまれにあります。不活化ワクチンですのでワクチン由来のポリオを発症する心配はありません。
定期接種となります。自治体から送られてくる問診票を使って接種してください。
麻疹は罹患すると重症化しやすい感染症です。また風疹は妊娠中に感染することで胎児に重症な障害をもたらす危険があります。しっかり接種して元気な小学生になりましょう。
任意接種(自費)(当院では6,000円)
おたふくかぜは両側または片側の耳下腺の痛みを伴う腫れと発熱を生じます。約1週間で良くなることが期待できますが、まれに難聴になることがあります。1歳過ぎに既に予防接種をしている方も多いと思いますが、抗体をしっかりつけるために2回目の接種をお勧めいたします。
任意接種(自費)(当院では4,500円)
乳児期に百日咳の予防接種を三種混合、または四種混合として接種していますが、就学前頃に百日咳の抗体は低下してしまいます。自身の予防、また重症化しやすい赤ちゃんを守るためにぜひ接種することをお勧めします。
残念ながら抗体は5年程度で低下してしまうため、11歳から13歳未満で行う二種混合の定期接種を三種混合に代えて接種することもお勧めしております。
接種部位が腫れたり赤くなったりしこりが残ることがあります。発熱することもありますが、全身状態が良好ですぐ解熱すれば心配ありません。
任意接種(自費)(当院では8,500円)
四種混合または不活化ポリオワクチンとして乳児期に接種していますが、就学前頃には抗体が低下してしまいます。現在の日本にはポリオの発症の報告はありませんが、今後海外から持ち込まれてしまう可能性がありますのでぜひ接種しておきましょう。
なお、三種混合とポリオを四種混合として接種することは現在認められておりません。三種混合、ポリオ、それぞれ単独で接種してください。
副反応はあまりありませんが、接種部位が腫れたり赤くなったりすることがまれにあります。不活化ワクチンですのでワクチン由来のポリオを発症する心配はありません。
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お持ちでない方はこちらから入手できます。