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新型コロナ感染者数も落ち着いてきてほっとしましたね。でもすぐに開放的な生活ができるわけではなく、ストレスの大きい生活はまだまだ続きそうですね。
新たな感染症が騒がれている時は日本の予防接種も積極的に進むことが多いようです。以前の新型インフルエンザの時にワクチンの同時接種(今では当たり前になりましたが)がはじまり、定期接種も大きく進みました。
今回は長らく勧奨接種差し控えになっていた子宮頸がんワクチン(ヒトパピロマウィルスワクチン)の接種勧奨が再開されそうです。
子宮頸がんはヒトパピロマウィルス(HPV)の感染によって発症するがんです。感染した人が皆発症するわけではありませんが、一部の人で持続感染すると子宮頸がんへ移行してしまいます。日本では毎年1.1万人の女性がかかり毎年2800人の女性が亡くなっています。比較的若い女性が罹患しやすいため、命は落とさなくても子宮を摘出して子どもが産めなくなったり、また早期に見つかっても子宮の一部を切り取ることで流産しやすくなったりすることもあります。
ヒトパピロマウィルスはいくつかの種類があり子宮頸がんの原因となるタイプも少なくとも15種類あります。現在定期接種で使用できる2価の子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)であるサーバリックスと、4価のHPVワクチンのガーダシルはこの中でも特に発症の原因となりやすい16.18型を予防できます。現在新しく9価のワクチン(シルガード9)も接種できるようになりさらに多くの型を予防できるようになりましたが、まだ任意接種で定期接種の対象にはなっておりません。
HPVワクチン接種後の副反応が大きく報道され心配な方も多いと思います。今まで長い時間をかけて検証を重ねた結果、報道されていた心身の不調はHPVワクチンとは関係なく、思春期特有の心身症状と考えられるようになってきました。
定期接種の対象は小学校6年生から高校1年生までになります。いろいろな情報を収集して正しく判断していただき、納得して接種を考えていただければと思います。もし不安はことなどありましたら診察の中でもご相談させていただきますので、お気軽にお声をかけてください。
2021年10月5日
日々感染者数が増えていき、今後どうなるのか不安な毎日ですね。ワクチンの対象が12歳以上に拡大され接種券も手元に届き「どうしよう」と思っていらっしゃる方も多いと思います。そこで現在においての私個人の考えをお伝えさせていただきます。
現段階ではこどもの感染者は同居家族を主とした大人からの感染がほとんどという状況は変わっておりません。また感染しても「子どもは無症状でした。」「微熱があったけどすぐに下がりました。」というように無症状からごく軽症がほとんどです。一方ワクチンの副反応はかなり強く、発熱、倦怠感、腕の痛みなどの症状が8割以上の確率で出ています。部活の遠征など遠出することが多い方は別ですが、学校と近所のスーパー、塾、習い事など限られた範囲で生活をしている子どもに副反応強いワクチンを接種するのはお勧めしたくないな、と思います。かなり効果はありそうですが、現在のところ罹患しても軽症で済む可能性が高いですし、無理して接種は必要ないのではないかと思っております。ただし、周囲の大人はしっかり接種して(副反応もしっかり受け入れて)子ども達を守っていただきたいと思います。
現在いろいろな変異株も出てきておりますし、今後子どもが感染の中心に変わっていく可能性もないとは言い切れません。重症化するお子さんが増えてくるかもしれません(そうならないことを祈っておりますが)。その時には副反応も受け入れていただき、接種をお勧めすることになるかもしれません。ただ現段階では急いで接種する必要はないのかあと考え、当院での接種は計画しておりません。今後の動向を見守りたいと思います。 あくまでも私個人の意見です。
2021年8月12日
5月15日から3日間に分けて新型コロナワクチン2回目の接種を終了いたしました。2回目は副反応が強く出る聞いておりましたがうわさ通り、接種翌日から頭痛 発熱 全身倦怠感 筋肉痛の様な全身の痛みがありスタッフの8割が1日から2日間寝込みました。つくづくひどい予防接種だなあ(笑)と思います。でも、全員回復して元気に出勤しております。今後皆さんも予防接種をされると思いますが、特に2回目の接種の翌日(できれば2日間くらい)はお休みできるように調整することをお勧めします。
ワクチン接種がどんどん進み、一日でも早く通常生活が行われることを祈るばかりです。
ただし、感染症は新型コロナだけではありません。最近はRSウィルスの感染症が多くなっております。お子さんにとってはコロナよりもずっと重症になります。去年全く流行しなかったのですが、今年はRSの他にも手足口病なども流行ってくるかもしれません。早寝早起き、バランスの良い食事、適度な運動、笑って過ごすことを心がけ、免疫力を高め、感染症に負けず元気に過ごせるように心がけましょう!
2021年5月20日
4月23日から3日間に分けてスタッフ全員に新型コロナワクチン接種 1回目を終了いたしました。注射そのものはあまり痛くありません。インフルエンザワクチンの方がずっと痛いです。ただ、夜から接種部位が痛くなり、人によりますが左肩を下にして寝れない感じでした。体調的には問題ない人が多かったですが微熱、全身倦怠感を訴える人もいました。ですが接種2日後には全員体調は戻り出勤しております。2回目の接種は3週間後になります。2回目の方が発熱したり体調を崩すことが多いと聞いておりますのでちょっとどきどきです。でも、ワクチン接種が進まないと今の状況を打破することはできないと思いますので、積極的に接種したいと思います。ちなみにワクチン接種後はごほうびのアイスを食べて30分リラックスして過ごしました(笑)。
2021年4月27日
2021年4月3日